当社は、健康ナビゲーターとして地域の方の健康支援に注力するとともに、多職種ともつながり、タッグを組んで活動をしています。
その地域活動の一環で、5/18 にスポーツクラブ NAS 新川崎様主催の「ママサポフェスタ」に健ナビ薬樹薬局パークタワー新川崎が参加し、当社薬剤師による「心とからだの相談室 初めての性教育」をテーマにブースを出展しました。
■「ママサポフェスタ」とは
ヨガや手形足型アート、助産師カフェ、音楽コンサートなど、赤ちゃんのいる家族や子どもを持つ女性たちが楽しめるスポーツクラブ NAS 新川崎様主催のワークショップイベントです。
「性教育(こころとからだについて)学ぶことで、ひとりひとりが生きやすくなる世の中へ。被害者にも加害者にもならないために、普段から家庭でできることをお伝えしたい」という思いで今回のイベント参加をした、健ナビ薬樹薬局パークタワー新川崎のストアマネジャー(薬剤師・思春期保健相談士)のインタビューをお伝えします。
■健ナビ薬樹薬局パークタワー新川崎ストアマネジャーインタビュー
今日本が抱えている、乳幼児遺棄、児童虐待、少子化、性感染症の蔓延、DV、いじめ等、多くの問題は性教育の遅れが大きく影響していると考えています。皆が生きやすくなるよう、明るくポジティブな性教育を広めるお手伝いができればと思い、新しい試みで下記テーマを掲げ、スタジオの一角で絵本や漫画、月経カップの見本、「ポケット避妊教室」を並べて待機。相談を受けたり、家庭での性教育の関わり方についてお伝えをしたりしました。
性教育と言うと、なかなか話しづらく、あえて参加するというのはハードルが高いと思い、主催者側と相談して、とりあえず立ち寄ってみようと思えるチラシ作りを行いました。20～30代の赤ちゃん連れのママさんを中心に10名(スポーツクラブのスタッフ40～50代の方2名含む)の方にご参加いただきました。
月経カップを実際に手に取ってもらいながら使い方をイメージしていただき、月経を快適に過ごす選択肢のひとつとして身近に感じてもらうこと、絵本や漫画等見せながら、性に関する子どもからの質問への回答の仕方や、行動への声かけについてお話しをしました。
参加者からは、「気になっていたけど聞くチャンスがあまりないし性教育について話ができて良かった」「月経カップを触ったのは初めてですが、試してみたい」「6ヶ月くらいの自分の子どもがどの性と自認するかわからないし、自分らしさを大事にしてもらえればいいなと思います」等のご感想をいただきました。
性教育とは一人一人の心と身体を大切にするために必要であること。いつから始めるではなく、赤ちゃんの頃から家庭で常に意識して接することが性教育になること。それを気楽に相談できる場所があることを広めていきたいと思います。また、大人の知識のブラッシュアップのお手伝いもできたらと考えています。
《問い合わせ先》 薬樹株式会社 広報室
TEL: 03-6258-5785
Mail: こちらよりお願いいたします
