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企業&社員のための社会貢献セミナーに、当社・社員が登壇

●イベント報告

2022年9月29日

9/15にオンライン開催された東京ボランティア・市民活動センター様主催の「第2回 企業&社員のための社会貢献セミナー2022」に、当社社員が登壇いたしました。
本セミナーは、近い将来に起きると予想されている首都圏での地震や毎年起きている水害などに対して、東京都災害ボランティアセンター様と企業各社がどのように連携できるのか考えるセミナーです。

セミナーでは、「災害支援NPOとの連携事例」として、熊本県豪雨被災地支援として提供する栄養バランスに配慮した「炊き出しメニュー」を「国際NGO/AARJapan難民を助ける会」様と共同開発した事例を発表しました。
「障がい者支援」をテーマにした交流イベントがきっかけで、AAR様と薬樹グループ/薬樹ウィル/NPO法人Liko-netとのご縁ができ、協働した事例です。

事例報告抜粋
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メニューの開発は、薬樹の本部・健ナビ推進グループ の管理栄養⼠が担当。避難所での調理ということで、東日本大震災時の石巻での支援経験をもとに「調達しやすく傷みにくい⾷材の選択」「シンプルな工程」を心がけ、食材の旨味を⽣かしたおいしく⾷べやすく、糖尿病や⾼⾎圧の⽅ にも配慮したヘルシーな健康メニューの開発は、過去の蓄積をフルに活かしたものとなりました。 最終的に 2 週間分の献⽴表にする過程で、連携企業3社(㈱メディカルシステムネッ トワーク様、㈱パル・オネスト様、㈱フォーラル様)の管理栄養⼠の⽅々にもご参加いただき、さらに調理しやすい材料への変更、わかりやすい分量表記とアレルギー表記の検討、⽣⿂の代⽤品の検討などを⾏いました。

避難所で提供されるメニューは揚げ物や濃い味付けの ⾷事が多いこともあり、九州豪⾬の避難所で提供された健康に配慮した開発メニューは皆さんにとても喜んでいただくことができました。引き続きメニューのメンテナンスを行うとともに、食事にとどまらず災害発生時の薬剤管理、フレイル予防など、ニーズに応じて提供できるようAARJapan様と連携してまいります。

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日ごろから「防災」をテーマに連携している事例が多い中、「障がい者自立支援」というテーマでつながったAARJapan様とのご縁が、災害ボランティア活動での協働機会となったことについて、企業とNPOの連携を柔軟に考えることができる良い事例とのご意見をいただきました。

【ご参考】
■東京ボランティア・市民活動センター様HP

《問い合わせ先》 薬樹株式会社 広報室
TEL: 03-6258-5785
Mail: こちらよりお願いいたします