12/8、青葉台地域ケアプラザ様と合同で開催した認知症サポーター養成講座で、当社の薬剤師が講師を務めました。
認知症サポーターとは?
認知症サポーターとは、特別なことをする人ではありません。認知症の人やそのご家族に対して温かい目で接する「応援者」です。他人事ではなく自分事として捉え、困っていることがあれば、親身に話を聞いたり相談に乗ることも役割の一つです。
認知症になっても暮らしやすい社会に
講座では、認知症についての正しい知識や接し方などを学び、認知症の方やそのご家族を温かく見守る方法を学びました。
はじめに、青葉区認知症キャラバンメイト連絡会会長より、認知症との接し方や変化への気づき、周りの人のサポートについて実例を交えてお話いただきました。
続いて、当社の薬剤師が、認知症カフェでの体験などを通して、認知症とともに生きる、認知症になっても暮らしやすい社会づくりについてお話しました。また、認知症の方が主体となって活動されている竹灯籠づくりや、認知症の方のエッセイ本などの紹介も行いました。
~当社薬剤師インタビュー~
実際に講師を務めた当社薬剤師へ開催後にインタビューしました!
■開催のきっかけは?
以前、青葉台地域ケアプラザで開催した「オレンジ・ランプ」の映画上映会がきっかけです。認知症当事者である主人公の職場の仲間が、認知症サポーター養成講座を受けてオレンジリングを付けるシーンがありました。ストーリー性があって意味のあるものになったと感じています。
■開催するにあたり意識したことは?
難しいことを学ぶより、街中での気づき、一歩声がけを踏み出す勇気を一押しするものが伝われば良いなと思います。難しいことを求めるわけではないこと、また認知症の方も何もできない人ではないということを伝えることができたので良かったと思っています。
参加者の方からも「認知症カフェや畑の取り組みに興味を持ちました」「認知症の方との接し方について実例がとてもわかりやすかったです」「エッセイ本も読んでみます」などの感想をいただきました。
■最後に、伝えたいメッセージがあればお願いします!
認知症は誰もがなりうるものだと思います。認知症になったからといって、何でも止めるのではなく、お互いに工夫して楽しみを見つけながら取り組むことができたらと思います。すごく難しいことをするのではなく、皆でちょっとしたことをするだけでも世の中が幸せになると思いますので、そうしたことへ繋げていきたいと思います。
薬樹は今後も地域と連携してまいります。
《問い合わせ先》
薬樹株式会社 経営企画室/広報グループ
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