暑くなると、自然と薄着になり、特に上半身は肌の露出が増えますよね。
そこで、初心者にも優しい万能トレーニング「膝つき腕立て伏せ」を当社理学療法士から紹介します。
腕はもちろん、肩や胸、お腹、体幹も鍛えることができるトレーニングです。

「膝つき腕立て伏せ」のやり方
①膝つき腕立て伏せの姿勢になる
両手は肩幅よりも大きめに広げて床につけ、膝をついて足を浮かせる
②肘を曲げ、床に胸がつくくらいまで体を下げていき1秒キープ
③二の腕（上腕三頭筋）の力を使って再び体を持ち上げていく
④①～③を10回繰り返す
⑤30秒休憩し①～④を合計3セット行う

★ポイント
・背中は丸めたり反ったりせずまっすぐをキープする
・二の腕（上腕三頭筋）の力を使って体を押し上げる
・顔は前を向ける
・膝が痛くならないようにマットを使用したり、膝と床の間にタオルを入れる

※注意点
・痛みのない範囲で行いましょう
・筋肉や関節などの治療中、または手術経験のある方は主治医に確認してから運動を
行いましょう。自己判断で無理をすると症状が悪化・再燃する可能性があります
・心身が活性化するので、就寝前は控えましょう

膝つき腕立て伏せは、通常の腕立て伏せよりもはるかに負荷は小さいです。
しかし、筋力トレーニングで重要なことは、少ない負荷でもしっかりと鍛えたい部位に届けることです！「腕立て伏せができない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか？
まずは膝つき腕立て伏せから頑張ってみましょう。少しずつでも続けていくことで、二の腕や胸の筋肉はしっかりと鍛えることができます。ぜひチャレンジしてみてください。