SDGsへの取組み

持続可能な開発目標(SDGs)

薬樹株式会社は、真の「健康」は個人のみならず、社会、自然環境のすべてが満たされている状態であると考え、「健康な人・健康な社会・健康な地球」=「健康さんじゅうまる」という健康理念を掲げ、保険調剤薬局業を行っています。
安心して暮らせる地球社会、人や国の平等や平和を前提とした経済のあり方など、持続可能な社会を目指すことは企業の社会的責任を果たす上で、必要不可欠な事柄であります。また、大気汚染や海洋汚染、気候変動が、人間の暮らしや健康に与える影響は明らかで、私たちは、健康に関わる企業だからこそ地球環境の健康を啓発していく必要があると考えています。
2015年に国連にて採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、我々の健康理念の具体的な行動指針であり大きな目標でもあります。今後もSDGs達成に向けた具体的な活動を行ってまいります。

  • すめての人に健康と福祉を

    健ナビ(薬×栄養×運動)

    単に薬を提供する処方せん屋ではなく、お客さまに健康になっていただく健康屋となることを目指し、まちの健康ナビゲーターとして「薬」「栄養」「運動」の3軸でアプローチを行い、治療だけではなく病気の予防にも積極的に取り組んでいます。具体的には、薬剤師は安全な薬剤服用をサポートするだけでなく、重複服用薬チェックや残薬管理を行う事で、不要な薬剤服用を防止しています。管理栄養士は、疾病予防を目的とした食事・栄養アドバイスを行い、生活習慣病による薬剤服用を減らすことに貢献しています。
    また、医師監修のメディカルウォーキングの指導にも関わり、健康寿命を延ばすこと(寝たきり・認知症の予防)にも尽力しています。このようなアプローチは医療制度の持続性に大きく関わります。

  • ジェンダー平等を実現しよう

    ママ社員が働きやすい環境

    育児世代の女性が働きやすい環境の創出と、ママであることを活かした地域の方(特に母子)への健康サポートを目的とした店舗「薬樹薬局mammy店」を開設しました。店舗は、東急田園都市線鷺沼駅北口近くにあり、月~金の9~17時が営業時間です。同店勤務のママ薬剤師2人は1人が9~17時、もう1人が9~16時半の育児短時間勤務制度利用者で、勤務時間が店舗営業時間とほぼ同一であるため育児と仕事の両立が可能です。薬剤師は女性の比率が高いこともあり、薬樹グループでは従来より女性が働きやすい環境の整備に取り組んでまいりました。育児短時間勤務制度はその一環で、育児休暇明け、子どもが3歳になるまで1日2時間までの短時間勤務を可能とする制度です。しかし、店舗ではシフト調整が複雑になったり他のフルタイムで勤務している職員に気兼ねしたりと課題もありました。mammy店ではこれらの課題も解決できることから、ママ社員が気持ちよく、また無理なく育児と仕事を両立してくれるものと期待しています。
    また、お客様、特に妊婦の方・育児をされている方に対しては、自身の妊娠・出産・育児の経験や気付きをもとにきめ細やかな服薬指導、健康アドバイスができます。店舗にはおむつ交換台を設置、葉酸や排卵日・妊娠検査薬、子ども向けの飲薬補助商品等、 妊娠希望の女性やママさんに配慮しています。

  • 人や国の不平等をなくそう

    障がい者雇用推進

    誰もが一人では生きていけないように、誰もが強さと弱さを併せ持つように、社会の根本が「つながり」と「共生」であるならば、むしろ、「障がい」とは私たち自身の心の中に存在する「壁」なのかも知れません。「健康さんじゅうまる」は薬樹グループが掲げるブランド・ステートメントです。特例子会社薬樹ウィルでは、その中でも、「健康な社会:地球や人とのつながり、多様性の享受、公正なしくみ」の実現へ向け、具体的な社会課題として「障がい者雇用の推進と自立支援」を掲げました。できないことに着目するのではなく、個々の「できること」をどうやって伸ばすかということに注力し、自立して生きる力を養うことを目標に日々取り組んでいます。
    薬樹ウィル以外のグループ会社においても障がいのある方を雇用しており、薬樹グループ全体での障がい者法定雇用率は2.9%です。(2018年4月1日現在)

  • つくる責任つかう責任・気候変動に具体的な対策を・陸の豊かさを守ろう

    企業の森

    協力葛巻町森林組合

    森林は、二酸化炭素を固定し酸素を生み出すだけでなく、水を蓄え栄養分を海にもたらす、しっかり根付くことで土砂崩れなどの災害を防止するなど、安全な暮らしや健康に欠かせない資源です。
    岩手県葛巻町に9ヘクタールの森林を保有し、地元の森林組合に整備を委託することで、健康な森林づくりに貢献しています。整備のため枝打ちや間伐された材は、薬樹薬局内の掲示板や外装などに使用するほか、日本最大の環境イベント「アースデイ東京」において、鉛筆づくりワークショップの材料として使用し、森林の役割や整備の大切さを伝える啓発も行っています。

  • つくる責任つかう責任・気候変動に具体的な対策を・平和と公正をすべての人に

    エコステーション活動

    資源循環型社会を目指し、リサイクルを目的とした資源ゴミ回収を行うエコステーションを薬樹薬局の店頭で10年間継続しています。

    1.ペットボトルキャップ

    協力進栄化成株式会社、認定NPO法人世界の子どもへワクチンを日本委員会

    ペットボトルキャップをリサイクル業者へ販売し、その収益を途上国のワクチン代として寄付する取り組みは、エコキャップ活動として皆さんもご存知のことと思います。年間で346万個(ワクチン換算:4,000人分)が集まります。CO2削減量に換算すると約25,380kgとなります。(2017年度実績)

    2.古着

    協力NPO法人テラ・ルネッサンス、株式会社AKIRA、特例子会社薬樹ウィル

    まだ着られる衣類に限定して回収し、リユース業者への売却。その収益は国際人道支援を行うNPO法人へ寄付され、アフリカの内紛に巻き込まれた元こども兵の社会復帰支援や地雷除去などに役立てられます。アフリカの内紛は、レアメタルや石油など限りある資源の奪い合いが原因となっていることが多いため、お客様や地域の方々に資源循環の認識を持っていただくことも私たちの役割です。
    年間でこども服が1,255着、成人用が段ボール39箱分集まり、 約175㎡の土地の地雷・不発弾撤去を支援(ラオス・カンボジア)、または元こども兵社会復帰支援センター350食分(ウガンダ)に相当する寄付をすることができました。(2017年度実績)

    3.使用済み天ぷら油

    協力株式会社ユーズ(TOKYO油田2017)

    「使用済み天ぷら油」のリサイクルは、海洋汚染防止に繋がる・空気汚染の少ないバイオディーゼル燃料へと生まれ変わる、など「暮らしや健康」と「地球環境」の繋がりを理解するわかりやすい事例でもあります。集まった廃油は「TOKYO油田2017プロジェクト(株式会社ユーズ)」へお渡しし、バイオディーゼル燃料や石鹸にリサイクルされています。
    年間で4,900リットルが集まり、 CO2削減量に換算すると約10,490Kgとなります。(2017年度実績)

  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに・気候変動に具体的な対策を

    再生可能エネルギー利用推進

    2017年12月末、再生可能エネルギーを主な電力源とする新電力会社に切り替えを完了しました。
    「電力小売の完全自由化」の施行を受け、薬樹薬局および本社・グループ子会社において、新電力への切り替えの検討を始めたのですが、新電力会社でも十分にコスト競争力があることから、切り替え自体には反対意見はありませんでした。新電力会社を選定するにあたり、ポイントとなったのは、「安定供給」と「健康理念との親和性」です。安定供給に関しては、どこの電力会社を選択しても制度と仕組みで保障されています。私たちの健康理念「健康さんじゅうまる」との親和性という点においては、「再生可能エネルギー」が大きな要素であったため、電力源の情報開示がなされていること、再生可能エネルギー割合が高いことを満たしていることが重要でした。化石燃料の割合が高い電気を使えば、電気代はただのコストですが、再生可能エネルギー由来の電気を使えば、それは持続可能な社会への投資であり、お客様との関係構築に役立てることもできます。
    今回契約を結んだ「みんな電力」は、その条件をすべてクリアしており、さらには、株式会社ユーズが設立した新電力会社「東京油電力」と提携したことで、薬樹薬局の回収ステーションに集まった「使用済み天ぷら油」を電力源とした電気を使うことが可能になりました。お客様や地域の方々が廃油をお持ちくださった際には、「この薬局の電気に生まれ変わっている」とご案内しています。

  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに・気候変動に具体的な対策を

    エシカル調達

    協力ワンプラネット・ペーパー協議会

    ファストファッション、コンビニ弁当を含むファストフードが、人・社会・地球の持続可能性を脅かす大きな社会問題となっているように、紙の業界でも、コスト重視の大量森林伐採により「ファストペーパー」が大きな問題となっています。 地球上では、毎年日本の面積ほどの森林が失われていくのに、安い紙だから捨てることに躊躇しない。だから余計に紙が必要になる。そんな悪循環を放っておいていいはずがありません。 そこで、薬樹薬局では、2017年12月より、日本初のフェアトレード認証を取得した「バナナペーパー」を用いた名刺を導入いたしました。(年間使用枚数:約1万枚)また、社内表彰で用いる表彰状もバナナペーパー製となりました。バナナペーパーは、原料調達から製造、輸送までのすべての行程において、SDGsを網羅 したサステナブル・プロダクトです。

    <参考>ワンプラネット・ペーパー協議会の「バナナペーパー」は、アフリカのザンビアという途上国で、バナナの収穫のたびに廃棄されるバナナの茎を原料としており、一般の紙と比較してはるかにサステナブルです。製造工程においては、和紙の手漉き技術を取り入れた高品質の紙づくりにチャレンジし、直接・間接を含め500人の雇用を創出しています。仕事を得たことで、親は密漁などの生物多様性を脅かす行為をしなくなりました。子ども達は、工場の敷地内で環境問題を含めた教育を受けることができています。もちろん、工場の動力は、太陽光、水力、バイオマスで賄う完全な再生可能エネルギーです。その他にも、持続可能な取り組みを追求した結果、SDGs17項目すべてを網羅しています。 ※ワンプラネット・ペーパー協議会ホームページ https://paper.oneplanetcafe.com/

  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに・気候変動に具体的な対策を

    パートナーシップ

    1つの企業だけで成し遂げられることには限界があります。他企業やNPO法人とお互いの得意分野でリソースを出し、協力して、社会課題に対応していくことで、より大きく持続的な成果を生むことができると考えています。
    エコステーションや企業の森、再生可能エネルギー推進などが、良い事例です。

薬樹グループ