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おしえて!!じゅじゅ

尿検査

今回のテーマは尿検査です。

にゃくじゅ:笑う
じゅじゅさん、今回は「尿検査」についていろいろと知りたいにゃ~。
じゅじゅ:説明する2
ほぅ、どうしたのじゃ?
にゃくじゅ:驚く
この間、健康診断を受けたにゃ。その時におしっこの検査があったので、おしっこでどんな事がわかるのか知りたくなったにゃ。
じゅじゅ:説明する2
うむ。それは確かに知っておいた方が良いのう。では、尿検査の説明の前に少し健康診断について説明しようかのう。
にゃくじゅ:聞く
よろしくおねがいしますにゃ!
じゅじゅ:説明する1
健康診断とは、一般的に健康状態を確認して、良い状態を維持したり、病気になりそうな時は生活習慣の改善等で病気になるのを防いだり、病気を早期発見して早めに治療を始めたりするために行うことじゃ。問診や様々な検査で健康状態を評価するのじゃ。 健康診断の中には、法令で義務付けられているものもあってのう。労働安全衛生法で職場における健康診断、学校保健法で学校、健康増進法や高齢者の医療の確保に関する法律等で地方公共団体等が実施しているのう。 じゃが勿論、義務ではなく個人が自分の健康を守る為や、会社等に提出する診断書を発行してもらう為に、任意で受ける場合もあるのじゃ。 最近では特に、様々な病気を早めに発見できるように、いわゆる人間ドッグといわれるような、身体中を詳細にみてくれるサービスもあるのじゃ。
にゃくじゅ:驚く
義務のものと自分で受けられるものがあるのにゃ。でも、内容は一緒なのかにゃ?
じゅじゅ:説明する1
厚生労働省が発表している内容を見てみると、職場で定期的に行うように労働安全衛生法に基づき義務付けられている健康診断では、労働安全衛生法に基づき、以下の項目が必須とされておる。 ①問診 ②身体測定(体重) ③視力 ④聴力 ⑤自覚症状及び他覚症状の有無の検査 ⑥血圧 ⑦胸部エックス線検査 ⑧尿検査(たん白、糖)
にゃくじゅ:驚く
あれ?にゃくじゅはもっといろいろやってる気がするにゃ~?
じゅじゅ:説明する1
こちらもやってるのかのう? ・身体測定(身長、腹囲) ・貧血検査(血色素量、赤血球数) ・肝機能検査(GOT、GPT、γ‐GTP) ・血中脂質検査(血清トリグリセライド、HDLコレステロール、LDLコレステロール) ・血糖検査(空腹時血糖、もしくはヘモグロビンA1c) ・心電図検査
にゃくじゅ:驚く
でも腹囲は計らなかったにゃ!?
じゅじゅ:説明する2
医師の判断により省略できる基準も設けてあるのじゃよ。 例えば 腹囲の検査は ・40歳未満の者(35歳の者を除く) ・妊娠中の女性その他の者であって、その腹囲が内臓脂肪の蓄積を反映していないと診断されたもの ・BMI が20 未満である者 BMII = 体重( kg) /身長(m)2 ・自ら腹囲を測定し、その値を申告した者 ( BMIが22未満である者に限る) 勿論、義務としている法律によって、種類は様々じゃ。
にゃくじゅ:笑う
なるほどにゃ~。色々あるのにゃ。ところでおしっこの検査内容についてたん白と糖とあったけど、これで何がわかるのかにゃ?
じゅじゅ:説明する1
まずはたん白について説明しようかの。 これは腎臓機能の状態に問題がないかを確認する為に、の測定、尿経路の異常のために行うのじゃよ。 そもそも人の身体では普通、健常人であれば尿の元になる、血液が腎臓内にある糸球体と呼ばれるところに集められるのじゃ。この糸球体はフィルターの役目を果たしていおり、血液の中から尿の中に出したい物を濾して外に出すのじゃな。糸球体で濾され、出てきた物を原尿と呼ぶのじゃよ。 ただ、原尿はそのまま尿になるのではなく、糸球体のあと、尿細管と呼ばれるところを通り、この時に尿として本当に排出したい水分の量や物質の量を、尿細管から出したり逆に吸収したりして調節するのじゃ。普通、原尿に含まれていた濾過されたたん白質は近位尿細管で大部分が血液に戻り、再吸収され、尿中に排泄されるのは多くても100mg/日程度なのじゃ。
にゃくじゅ:驚く
ふにゅ~。どんな機能が障害されるとどうして尿たん白が増えてしまうのかにゃ?
じゅじゅ:説明する1
尿たん白が増加する場合は次のようなものがあるぞ。 ①腎機能は正常な人の増加⇒運動や発熱や、起立時に腎静脈が圧迫されて起こることがある ②糸球体で濾過するときの異常による増加⇒糸球体腎炎、ネフローゼなど ③尿細管で再吸収するときの異常による増加⇒腎盂腎炎、尿路感染症、結石、腫瘍など
にゃくじゅ:困る
②や③は病気だから大変にゃ…
じゅじゅ:説明する1
そうじゃのう。そもそも腎臓の機能はこんなに色々あるのじゃ。 ①尿を作る ②内分泌的な働きを行う ・骨を作るビタミンDの活性化 ・血圧の維持に重要なレニンの生産と分泌 ・骨髄で作られる赤血球の生産を刺激するホルモンであるエリスロポエチンの生産・分泌など ③体内の環境を調節する ・体の水分の調節 ・血圧の調節 ・多くとり過ぎた塩分の調節 ・体の中にある体液(電解質などの溶液)の濃度・量の調節 ・血液の酸性・アルカリ性のバランスの調節 じゃから、尿たん白を調べて、腎臓の機能が守られているかどうかを確認するのは大切なのじゃ。
にゃくじゅ:聞く
わかったにゃ、腎臓は大切なのにゃ。驚いたにゃ、正常でも検査に引っ掛かる事はあるんにゃね。でもしっかりと再検査を受けた方がいいにゃ! ところで、もう一つの「糖」についても教えて欲しいにゃ~
じゅじゅ:説明する2
ふむ、これはじゃな、尿の中に「ブドウ糖」がどれくらい含まれているのかを調べるのじゃ。 正常の人でも、ブドウ糖の排出はあるぞ。ブドウ糖はたん白と同じように、糸球体で濾過されて原尿の中に入ってくるのじゃが、その後尿細管である程度は再吸収されるので、尿として排出される量は一定に保たれているのじゃよ。 じゃが、血液中のブドウ糖が増えすぎてしまうと、尿細管での再吸収が間に合わなくなって(糖尿病などで血糖が約180mg/dl以上の場合)尿に糖がでてしまうというわけじゃ。 また、「腎性糖尿」といって、体質的に元々糖の再吸収量が少ない人の場合、尿に糖が出ることがあるぞ。
にゃくじゅ:困る
それも、糖尿病の一種なのかにゃ?怖いにゃ~!
じゅじゅ:説明する2
いや、現時点では腎性糖尿は疾患ではなく、放置しても問題ないとされるので、治療の必要もないのじゃよ。 ただし、血液検査なしで尿検査だけした時に、糖尿病だと勘違いされたり、逆に「腎性糖尿病だから」と言ってしまって糖尿病を疑わず発見できなかったりすることが考えられるのじゃ。注意しないとのう。
にゃくじゅ:笑う
にゃるほど、一応はほっといても大丈夫にゃ~。 でも血液検査と合わせて行うことが重要なのにゃ!ところで、たん白や糖以外にも検査はあるのかにゃ?
じゅじゅ:説明する1
そうじゃのう。尿検査で調べる事が多いのは尿ウロビリノーゲン、尿潜血もあるかの。
にゃくじゅ:驚く
それは何がわかるのかにゃ?
じゅじゅ:説明する1
まず尿ウロビリノーゲンじゃが、これは尿の中に「ウロビリノーゲン」がどれくらい尿中に含まれてるのか調べるのじゃ。肝炎や肝硬変、黄疸などが疑われるような肝機能の異常がないか、がわかるのう。 正常な人でもウロビリノーゲンは出てくるのじゃが、肝臓の機能に異常がある場合、この量が増えるのじゃよ。 そもそも、古くなった赤血球中にあるヘモグロビンはビリルビンという物質になり、肝臓から胆汁として十二指腸へ排出されるのじゃ。そこでビリルビンが、腸の中の細菌によって還元されて作られウロビリノーゲンに変わって、一部が肝臓や、腎臓を経由して尿といっしょに排泄されるのじゃ。 ここで肝臓に障害があると、尿中に出てくるウロビリノーゲンの量が増えるのじゃ。
にゃくじゅ:驚く
ふにゅ~、増える場合はそういう病気が疑われるのにゃね。でも減る場合もあるのかにゃ?
じゅじゅ:説明する1
減った場合は胆石、総胆管閉塞、抗生物質の長期服用などが疑われるのじゃ。
にゃくじゅ:驚く
わかったにゃ。最後に、尿潜血では何がわかるのかにゃ?
じゅじゅ:説明する2
これはじゃな、尿の中に「赤血球」が混じっているかを調べるのじゃ。 正常な人だと尿の中に赤血球は出てこないのじゃ。じゃが、腎臓や膀胱、尿路に異常があると尿潜血の反応が出てしまうのう。 ちなみにこの検査では、肉眼では見えないような微量の赤血球がある尿がわかるのじゃよ。
にゃくじゅ:困る
そうなのにゃ、でもどうやって調べてるのかにゃ?
じゅじゅ:説明する1
尿を試験紙につけてその反応をみて陽性・陰性を評価しているのじゃ。 やはり健康な人でも尿にわずかな潜血がみられる場合もあるのう。 しかし尿潜血は非常に様々な病気で起きる可能性があるのじゃ。じゃから検査だけでは、どこに異常があるのかはっきりと特定はできないのじゃよ。 一応、疑われる病気としては腎炎、膀胱炎、尿道炎、前立腺炎、腎結石、尿路結石、腫瘍などがあるのう。
にゃくじゅ:笑う
尿検査だけでいろんな事がわかるんにゃね! 採尿は痛くもないし、助かるにゃ~
じゅじゅ:笑う
そうじゃな。検診などで再検査や要受診となったら甘く見ずにきちんと受ける事が大事じゃよ。
にゃくじゅ:喜ぶ
わかったにゃ~。じゅじゅさん、ありがとう!

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